映画「ロッキー」で使われてからメジャーになったステディカム、スタビラーザーです。
しかしこのスタビを使ったら誰でもヌルヌル出来るのか?
それが簡単に行かないです。辛いよね!
どうしても練習が欠かせません。その練習をしても到達できないのがスタビの難しさです。

今回は手ぶれについて考えましょう。
手ぶれの種類は5個だと言われます。私も全部理解していなかったのでこの機会に図にしました。
少し図が変ですがそのまま進めます。

代表的な三大手ぶれ現象!
先ずはローリングです。(カメラを正面から見た状態)
アナログハンドヘルドでローリングが出ない動画を見たことがありません。
ローリング
ヨーイング。(カメラを上から見た状態)
俗に言う左右にキョロキョロした怪しい動きです。
ヨーイング
三大手ぶれの最後がピッチング(カメラを横から見た状態)
ピッチング
上記の状態が三大疾病じゃないですが三大手ぶれ現象です。

四つ目が上下動です。(これが最大の難関!!)
5軸
五つ目が横ブレです。
4軸
これら全てをキャンセル出来て完璧ステデイカムです。

BGやアナログスタビは上記の5個全てをキャンセル出来なければ滑らかな動画になりません。

BGの場合は三大手ぶれは機械がやってくれますので、残りの2個をキャンセルする必要があります。

まとめると!
アナログスタビの方はローリングと上下動を消せれば残りの三つは(広角レンズの場合)何とかなりますので、見やすいヌルヌル動画になります。
BGの方はセッティングと上下動を解決できれば映画の様な動画が撮れます。

私は今ではBGオペレーターですの上下動を何処まで消せるかで35mmがいけるか、50mmのレンズがいけるか,上下動のキャンセル量で決まります。
何とか50mmまでは使えるようになりたいものです。
今の私の技量だと28mmがやっとですね。

ステディカムに興味を持っている若い方はなるべくBGに移行して下さい。オススメです。

またある程度の技量が付いてくると道が二つに分かれると思います。
楽しく撮影出来ればOKな人、一方でより高見を目指す人です。
あなたはどちらでしょうか? どちらも正解です(^^)

最後にアナログステディカムで映画の様な動画を撮りたい人にアドバイスです。
マーリン型は構造的に三大手ぶれが消しにくいです。止めた方が無難です。
これは軽くてお手軽なのが魅力です。
ローリングを押さえようとしてドロップタイムを早くするとピッチング現象が顕著に出ます。
設定を合わせておいたはずなのにズレてたりします。次の日にカメラ付けたら傾いたりしてます。
風が吹くと三大手ぶれ現象が出ます。

その解決策はスレッド型のスタビを使うことです。
バランスが直線的に取れますので調整しやすいです。
BGほどではないが風にも対応します・・・かも!?

それにステディカム巧者を見れば解るようにみんなスレッド型です。
少し改良すると(錘の間隔を広くする)ヨーイングが出なくなり直進性に優れます。

ネックになるのが重さです。もう鍛えるしかありません。
綺麗な動画を撮るためなら仕方ありません。
最後、これにアーム&ベストでも付ければプロのオペレーターと同じです。

今回の内容はあくまで自分で経験して感じた事ですのであしからずご了承ください。

今回は以上です。